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中長期滞在プラン感想記事 by まるちゃんその③

20021/

やっほ〜〜!脚本家志望の21歳女子大生、まるちゃんだよ!

前記事ではYADOに居たらできること・起こることを紹介したね。

 

本日の記事で最後。実際に中長期滞在プランを利用してみてどうだったか、まるの体験記をお送りするよ!

 

目次

1.目的・経緯

2.1日のスケジュール例

3.成果

4.感想

5.FBリンク

 

1.目的・経緯

 3月11日。追悼も兼ねて、石巻を訪れていたんだ。その時、石巻まちの本棚のお姉さんに話しかけたご縁で、ワカメを切るバイトを紹介していただいたよ。元々石巻が好きだったこともあり、YADOの中長期滞在プランを利用して、働きつつ束の間のステイを楽しもうと思ったんだ。

 この時点では、バイト以外何の予定もなかったんだって事を胸に留めた上で、読み進めていって欲しい。笑

 

2.1日のスケジュール例

 ここでは、実際に過ごしたスケジュールの一例をお見せするよ。

朝5時 起床 化粧・着替え

5時40分 朝食(毎日ワカメと納豆食べてたなぁ笑)

6時10分 出発

6時50分 バイト先・福貴浦に到着

12時 休憩を挟みつつ勤務・昼食はお弁当で済ます(希望すれば注文もできたよ)

15時 勤務終了 帰路でお弁当のための買い出しなど済ませる

16時 帰宅 着替えてお弁当・常備菜作り

18時 他のお客さんたちがやってきたので、歓談しつつエントリーシートを書く

24時 シャワーを済ませて就寝

 基本的には、5時〜16時まではルーティーン化してたね。16時以降の余暇で、YADOに来たお客さんと交流したり、街に出かけたり、友人宅に遊びに行ったり、って感じで過ごしてたなぁ。YADOに来る人と会ってるだけでも刺激があったし、多彩な出会いがあったよ。

 

3.得られたもの・受け取ったもの

 この二週間の滞在中、宝物と言ってもいいような出会いや経験があまりに多くあったよ。石巻って場所が、どれだけ豊かな場所か感じて欲しいから、できるだけ全部書いてみるね!

 

①たくさんのご縁

 石巻はね〜、美味しい食べ物も豊富だけど、それ以上におかしくて素敵な人たちが密集してるガラパゴスみたいな場所なの!

 3歩歩けば、誰かに出会える。あり得ない街。

 そこに建ってるYADOの内外で、こんな人たちに出会えたよ。↓

・副業と本業のベストバランス よしこさん(送り迎えありがとうございました〜!コージさんとも繋いでいただいた)

・大手コンサル経験10年 コージさん(この方の指摘のおかげで、やりたいことにまっすぐ向き合えた)

・脚本・演出の先輩女子 ずっきー(自分のやりたいことを先にやってる先輩に出会えて、心強くなった!)

・リノベーションをやりたい建築院生 さのくん(夢を見てキラキラして、愚直に学んでる姿に刺激を受けた!)

・メンター集団(ES添削ありがとう〜〜!!)

・出版経験ありの海外女子大生 つぼみちゃん(もっとお話したかった!)

・プロ意識と愛の塊 料理人ねぎゆき夫妻(食材一つ一つのために現地に赴く熱量。クリエイターとして見習うしかない!)

・石巻たってのシンガー りぶさん(朗らか明るい陽気なシンガー。トークスキルがキラキラしてた!もっとお話上手になりたいなぁ。)

 ここに書ききれない出会いがいくつもある。そのどれか一つが欠けても、今回の滞在の価値は変わってきたと思うな。一期一会って言葉が沁みる。

 

②次のお仕事

 今回の滞在があまりに楽しかったから、次の滞在のためにもっと稼ぎたいな…と思っていた矢先、誰もが知ってる大きなイベントの運営のお仕事を石巻のご縁でいただいた。ありがたい!!!

 

③現金

 ワカメバイトに12連勤して、滞在費を差し引いても+7万円ぐらいの収入になった。12連勤を終えた翌日、お疲れさまの意味をこめて、「いまむら」に行ってひとりで懐石を食べた。労働の喜びを知ったよ。

 

④たくさんのお裾分け

 第一次産業との距離が近い街、石巻。お世話になっていた漁師さんからは、ホヤ・牡蠣・ワカメ。

了大さんのお知り合いのお惣菜屋さんから、つぼみ菜とケール。どれもあり得ないほど新鮮で、美味。一人じゃ食べきれないから、みんなで食べたよ。ホヤは苦手だったんだけど、こっちでいただいたものは全く別物の味わいで感動したなぁ。 

 

⑤浜の暮らしを体感

 環境を守るってことは途方もなくスケールの大きいこと。だからこそYADOは、それを少しでも身近に引き寄せて感じられるように、アクティビティを入り口にして、自然を好きになってもらうことをまず目指しているんだと思う。

 ワカメバイトはわたしにとって、それと同じ作用があった。

 朝日と潮風を浴びながら、みっちり労働。力仕事は、男性が助けてくれる。浜言葉でお喋りが飛び交う。自分のこの手で、食糧生産をしているという実感。

 生きるためには欠かせない、第一次産業の歯車の一つとして、海のすぐ横で働き続けた二週間。

生きると、食と、自然、の三つだけ。自分も、人間っていう動物で、結局は自然に与えてもらいながら生きてんだなぁ。って感じたよ。

 

 

⑥モチベーション

 地元に帰ってすぐ、地元でやっている公営の起業家グループに申請出したよ。あと、作業環境も見直した。また石巻に行けるように、バイトも探した。 石巻の熱量を少しでも保てるように、環境を変える努力をしたよ!

ここに書ききれなかった内容については、まるちゃん個人のFBで更新しているから、よかったら覗いてみてね↓ 

 

4.全体の感想

 スタケーションの時も感じたけど、石巻は、居るだけで何かが起こる。YADOにいれば尚更。予想外の繋がりがさらにイレギュラーを引き起こして、想像もできない収穫に繋がっていく。

 あまりにたくさんのものを与えられるから、それが普通になってしまうことがわたしは怖い。あくまでわたしは何者でもない、受け取ってばかりの女子大生なんだってことをいつも肝に銘じている。

 何者でもないわたしが、石巻で繋がりを作っていくのに、「YADOに滞在している」って自己紹介はすごく便利だった。石巻って場所でずっと生きてきた、了大所長の知名度や信頼を借りることができたから。でも、その分失礼な振る舞いがないよう細心の注意を払ったよ。

 

 ここにいる人たちは、いい意味で、みんなでこぼこ。そのでこぼこさを許容しながら、生かし合いながら、共生している。

今、自分が何者か分からないなら、何がやりたいのか分からないなら、了大さんのいるこのゲストハウスにおいで。

 

 

YADOでの出会いが、石巻の素敵な変人たちの生き方や言葉が、きっとヒントになると思うから。



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